東京都杉並区荻窪の女子学生会館

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おひさまブログ

初午

2013/2/10【おひさま

     今年の「初午」は(立春以降、最初の午の日)2月9日、敷地内のお稲荷さんの門が1年に1度開き…、地域の皆さんにもお参りをしていただける日となります。

「初午」にはいろいろと説が有りますが…「元来五穀をつかさどる農業神とされ、その年の豊作を祈願した。」と一般的には言われている様です。

 また、江戸時代にはこの日に子ども達が「寺子屋」に入門したとあります。

 

私がお嫁に来た頃…、義母からは「この辺りの守り神とされていてるので…、忘れる事無く大切にお祭りをしてほしい。」と言われて、一緒に準備を進めながら見よう見まねでお手伝いをしたものでした。

その時「お稲荷さんを綺麗に立て直した年に、陽子さんとの縁談があったのよ♪私は良い縁がお稲荷さんによって運ばれた!と直感で思ったの。」とニコニコと話してくれました。(笑)   もう26年も前のことですが。。。 

義母の様にはできませんが、義母の声を励みに私なりに大切にしたいと思っている行事です!

 

        

*敷地内のお稲荷さん:普段は入り口の門がしまっております。向かって左側に太鼓が置か

 れておりますが、昔は地域の子ども達が太鼓を叩きにたくさん寄ったそうです。

 その他、地域で足を運んでくださった方々へはその場で甘酒を振る舞い、お赤飯を蒸かして

 お出ししたそうです。  今でも甘酒とお赤飯は自宅で作り、お供えしております。*

 

     

 *自宅内にて祭壇を作り、神主さんに祈祷していただいて、家族でお榊をお供えします。*

 

         

     *氏神様の「荻窪八幡神社」の神主さんに祈祷していただきます*

 

 例年「初午」が無事に終わり、ホッとしたところで春を迎える…という感じがして、

 私の中では凛としながらもとても気持ちの良い行事となっております。

 また、不思議と義母との会話がよみがえり、背中を支えていただく声が聴こえて参ります♥