とっても素敵な美術館に足を運びました。
中野坂上にある【ぺーパーボックスミュージアム】:個人で建てられた:私設美術館です。
残念なことに、ここを建てた館長さんは今年4月、天国に召されました。
日頃、私と主人とでいろいろとお世話になっている、ご夫妻(恐れ多くも、お二人は私たち夫婦を友人!として扱ってくださいますが…)のお兄様(ご主人の実兄)の私設美術館。
先日「お別れの会」が行われ、引き続き一週間「特別展示」されることになりました。
*学生時代ワンゲル部に身を置き、山をこよなく愛したお兄様の思い出の品々。。。
*お仕事として、生涯向き合った「貼箱」の数々…とコレクション
私設美術館だけあって、その方のお人柄が本当に表れる空間でした!
扉を開けた瞬間から、壁・床全てが同じ幅の「無垢の白木」が等間隔で並び、
柔らかな照明の中、静かにクラシック(バッハ)の曲が流れ…
展示された作品を、一つ一つゆったりと、感じながら拝見させていただきました。
木の香り…心地良い光と風、北欧の家具と食器…等、全てが計算された内容でした。
帰り際、お兄様の微笑む遺影を前にして、とにかくご本人とお話しできない寂しさを
心より残念に思いました。 合掌。



