昨日は、久し振りにchou chou のひろばスタッフと一緒に杉並区の子育て支援課主催の
『子育て支援者スキルアップ』の研修に行ってきました!
10:00~16:00(ランチタイム交流有り)という一日設定で、ほとんどワーク形式の結構ギッシリとした内容でした。
新渡戸文化短期大学 教授 汐見和恵先生が講師で
「子どもと保護者の心に共感し、気持ちに寄り添う実践」というテーマでした。
実際の現場で起こりうる内容を想定して、「こんな場合はどう対応しますか?」との実践編に時間を割いていただいたので、ひろばスタッフの皆にとってはまた現場へ持ち帰り、研修をする良い材料になったと思います!
*この日、私がいちばん心に残っている言葉は。。。
最近「家庭の教育力の低下」が問題視されているが、実際は低下しておらず四六時中、24時間子どもに向き合い「よく育てなければ!」と必死になっている親の方が多いのでは?
実は低下しているのは「地域の教育力」で、昔の様にたくさんの人の手や目で、子どもが育まれなくなった! 地域の中でいろいろなことに緊張しながら生きている親が、ベッタリと子どもに向き合う社会になってしまっている現状をまず把握するべきである。 との言葉でした。
*あと、最近多い傾向は。。。
親世代も「褒められて」生きてきたせいか、挫折を感じると大変なショックを受ける。
その子ども達も評価を気にして、まず親の目を気にしてしまい、それがその子の行動の基準となってしまう。いい子じゃないと親は愛してくれないんじゃないかという不安感をもち、絶えず親の期待に応えようとする。 との言葉でした。
「完璧な子育て」なんてありえない!
研修を受ける度に「なるほど…」と感じる私も親であり、地域のおばちゃんです♪
同じ目線で、地域の子ども達をこれからも見守っていきたいです。