「アライブ荻窪」の入り口:ポケットパークには、シンボルツリーの「大欅」の木があります。落葉樹ですので冬にはかなりの落ち葉が出るのですが…、夏場には葉が良く茂り日差しを遮ってくれるので、ご高齢の方々にとってはとても「季節を感じる木」となっていることと思います。
*冬場には全ての「葉」が落ちて、別の顔に*
この大欅は、もともとこの場所にあったわけでなく「アライブ荻窪」を建設する時にシンボルツリーとして、別の場所(三鷹)から移植したものです。
*竣工時にこの木に「プレート」を添えてもらいました*
主人の父(義父)を自宅介護で見送った後、「高齢者ホーム」を建設するにあたって、主人と私はいろいろな想いをそのホームに寄せ、設計を進めていただきました。
その大きな一つに「地域の皆さんにも楽しんでいただけるポケットパーク」を作る。
そして、季節が変わるごとに楽しめる「庭」であり、ご入居者様が目にする中庭にはその季節ごとに「花」が絶えず咲く様な「動きのある庭」であってほしい。。。と
この大欅の「プレート」は、ちなみに造園会社を営んでいる実家の父が文章を考え、作成してくれました。私が幼い頃から「とっておきの木」?!「とってお木」!として父が実家近くで養生していた特別な木でした。それこそ、いろいろな気持ちを込めて(父心)この木を差し出してくれたのかとも思います。
毎年6月には「父の日」がありますが…、この大欅が茂るこの頃に離れている父に改めて感謝の気持ちが自然と湧いてまいります。(お父さん。やったね!?!)
その実家の父も今年84歳、「まだまだ現役!」と平気で木に登り、来月も海外に呼ばれて出かけるとの事。このところまた冒険家の三浦雄一郎さんに感化されて、同居する兄一家他家族皆を横目にますます元気だそうです!ある意味家族の「大欅」?なのでしょうかね。父は…